「せっかく同じ屋根の下に住んでいるのだから、ひとつのマンション居住者同士でコミュニケーションをとれないものだろうか。コミュニティが活性化すればもっと楽しいマンションライフになるのに・・・」
私たちははじめこの言葉を聞いたとき、この理事長さんの言葉の真意が理解できませんでした。
しかしながら、その後、理事長さんと共に、
・管理組合活動における住民間コミュニケーションの重要性
・マンションにおける情報資産の価値
・理想的なマンションライフのあり方
などなど、様々な議論をしていくうちに「この理事長さんが考えていることと同じようなことを考えているマンション居住者がたくさんいるのかもしれない・・・。」と考えるようになりました。
昨今のマンションに関わる話題と言えば、姉歯問題で世間を騒がした「耐震偽装問題」があげられるでしょう。来る日も来る日もマスコミはこの問題を取り上げましたので、マンションに住む多くの人が、「自分達のマンションは大丈夫か」とやきもきされたのではないでしょうか。
我々は多くの理事長さんを取材するにつれ、
「自らの資産を守るためには、住民自身がマンション管理に関心を持たなければならない。そのためには、マンション居住者同士がコミュニケーションできる『場』がもっともっと必要である。」
といった、マンション居住者の管理意識の高まりと、
マンションコミュニティ推進の必要性を実感するようになったのです。
一方、ご存知のとおり広く一般に普及したインターネットの世界では、数々の新しいコミュニケーションの場が広がっており、こうしたテクノロジーと理事長さん達の想いをつなぎあわすことができないものか、と我々は思案いたしました。
昨今のマンションは、インターネットのインフラ環境が整い、独自のホームページを作成するマンションも増えてきました。
しかしながら、多くのホームページは、利用者にとって使い勝手が悪いものであったり、居住者以外の人も見れてしまうようなセキュリティの低いものであったり、いくつもの問題を抱えているのが現状だったのです。
そこで、我々は「マンション居住者視点のシステムをつくろう」を合言葉に、前述の理事長さんと共に「マンション居住者専用コミュニティサイト【コラボ】」の開発に至りました。